NO.177                                   初版

急拡大する電子カルテ市場の実態 2003年版

          稼働済み病院は102病院,36,389床,開発中病院は103病院,48,165床。
医療法人を中心とした177病院の電子カルテ検討状況を詳細に分析。


1.発刊要領

定価 90,000円(税別)
発刊 2003年7月7日


2.資料の特色

1.主要参入企業16社の事業展開を個別に掲載。
2.電子カルテ稼働済み102病院,開発中103病院を一挙掲載。
3.開設区分別,病院規模別,地区別メーカーシェアを表とグラフで明示。
4.医療法人病院,公的病院(日赤,済生会,全社連,厚生連等)を開設者とする150床以上の病院における電子カルテ
  検討状況(経営企画室の設置,システム室の設置,電子カルテ検討段階,注目メーカー,稼働時期,導入推進セクション,
  投資回収への見解,ペーパーレス化への見解,今後の病院形態)についてアンケート調査を実施。回答のあった177病院における状況を集計・分析。
5.医療法人・公的法人にも同様のアンケートを実施。回答のあった21法人を個別に掲載。


3.資料の構成と内容

第1章 電子カルテの稼働実態と開発動向 

1.電子カルテシステムの定義  
2.電子カルテシステム稼動状況  
 (1)稼働実績推移                  
 (2)開設区分別稼働実績推移 
 (3)病院規模別稼働実績推移
 (4)地区別稼働実績推移 
3.参入企業の納入実績  
 (1)メーカー別納入実績推移・シェア       
 (2)メーカー別開設区分別納入実績シェア       
 (3)メーカー別病院規模別納入実績シェア  
 (4)メーカー別地区別納入実績シェア
 (5)稼働済み病院一覧 
4.電子カルテシステム開発中の病院状況(2002年度末時点・開発予定を含む) 
 (1)開発中病院状況(開発予定を含む)        
 (2)開設区分別開発中病院状況(開発予定を含む) 
 (3)病院規模別開発中病院状況(開発予定を含む)
 (4)地区別開発中病院状況(開発予定を含む)  
5.参入企業の開発中病院状況(2002年度末時点・開発予定を含む)                       
 (1)メーカー別開発中病院状況(開発予定を含む)                      
 (2)メーカー別開設区分別開発中病院状況(開発予定を含む)                     
 (3)メーカー別病院規模別開発中病院状況(開発予定を含む)                     
 (4)メーカー別地区別開発中病院状況(開発予定を含む)
 (5)開発中病院一覧(開発予定を含む)     
6.アンケート調査結果(T) 150床以上の病院
 (1)調査方法・期間・回収状況            
 (2)病院における経営企画室設置状況       
 (3)病院におけるシステム室設置状況    
 (4)電子カルテ検討状況             
  @ 開設区分別電子カルテ検討状況      
  A 病院規模別電子カルテ検討状況       
  B 経営企画室設置状況別電子カルテ検討状況   
  C システム室設置状況別電子カルテ検討状況 
 (5)電子カルテ投資回収への見解
 (6)ペーパーレス・フィルムレス化の必要性
  @ ペーパーレス・フィルムレス化の必要性
  A ペーパーレス・フィルムレス化の必要要因
 (7)検討を止めた・していない病院状況
  @ 検討を止めた・していない要因
  A 検討を止めた・していない病院の今後の病院形態
 (8)病院別電子カルテ検討状況一覧                        
7.アンケート調査結果(U) 医療法人・公的法人  
 調査項目は6.アンケート調査結果(T)に同じ

第2章 電子カルテシステムメーカー16社の実態 
伊藤忠テクノサイエンス/亀田医療情報研究所/シーエスアイ/システムビッツ/住友電工システムズ/ソフトウェアサービス/
日本アイ・ビー・エム/日本電気/日本メディカルバンクシステム/ハルク/日立製作所/日立造船メディカル/富士通/
北海道ビジネスオートメーション/三菱電機インフォメーションシステムズ/明電舎

第3章 病院個表(177病院) 
北海道地区:18病院
東北地区:15病院
関東地区:45病院
中部地区:31病院
近畿地区:24病院
中国地区:14病院
四国地区:5病院
九州地区:25病院

第4章 法人個表(21法人) 
延山会/宮城厚生協会/秋田県厚生農業(協連)/清志会/明生会/真仁会/誠広会/静岡厚生農業(協連)/名南会/
三重県厚生農業(協連)/きっこう会/錦秀会/生長会/ダイワ会/徳洲会/徳洲会/三世会/津山慈風会/徳島県厚生農業(協連)/
香川県厚生農業(協連)/原三信病院/清明会

 

病院個表見本

 病院名

 ○○○○病院

 開設区分

 ******

所在地

 〒***-**** ***********

 TEL

 ****-**-****

病床数

 総病床数:       362床(一般:    360床/療養:        床/その他:     2床)             

診療科目

 内,循,小,外,整,皮,泌,産婦,眼,耳,麻

病院経営企画室の設置状況               

設置していない             (部署名:                    ) 

システム管理室の設置状況              

設置していない             (部署名:                   )

電子カルテ導入・検討状況 

検討していない

● 導入済み・導入予定および検討中・検討予定病院

 

    

導入推進部署  :

稼動時期: 

システムメーカー:

導入費用:                   

注目しているシステムメーカー(検討中・予定病院):

ペーパーレス・フィルムレス化の必要性:

上記理由 : 

電子カルテ導入にともなう

投資回収への見解

 

 

        検討を止めた・していない病院

 

検討を中止・やめた要因順位

1. 院内情報システム間の統一性

2. 電子カルテの導入評価が未確定

3.標準化等電子カルテ運用環境が未整備

今後の病院の形態

一般病床の比率が高いケアミックス

 

 

法人個表見本

法人名

○○会

 開設区分

 医療法人

 TEL

 **-****-****

所在地

 〒***-**** *************

病 院 名

所 在 地

総病床数

一般病床数

療養病床数

その他

○○病院

○○県

***(***)

 

***(***)

 

○○○○病院

○○県

***

 

***

 

○○○○○○病院

○○県

***(***)

***(***)

*

 

○○○○○○病院

○○県

***

 

***

 

○○○○病院

○○県

***(***)

***(**)

***(**)

 

○○○○○○病院

○○県

****

 

****

 

○○○○○○病院

○○県

***

 

***

 

合 計

*,*** (****)

*** (***)

*,*** (****)

 

*( )内の病床数は03年4月からの病床数である。

病院経営企画室の設置状況 

設置していない( 部署はないが理事会で対応 )

システム管理室の設置状況

設置済み     ( 情報管理室           )

オーダリング導入状況

オーダリングは既に○○○○病院,○○○○○○病院,○○○○○○病院,○○○○病院,○○○○○○病院の5病院で稼働済み。2003年7月までには7病院全てで稼働予定。オーダリングは全病院とも○○○○○○○○○である。

電子カルテ検討状況

検討中

● 電子カルテ導入・検討対象病院

病 院 名

導入段階

稼働時期・予定

(導入済み・予定病院のみ)

システムメーカー

導入費用・予算

○○○○病院

検討中

5年以内(2008年)

 

 

○○病院

検討中

5年以内(2008年)

 

 

○○○○病院

検討中

5年以内(2008年)

 

 

○○○○○○病院

検討中

5年以内(2008年)

 

 

○○○○○○病院

検討中

5年以内(2008年)

 

 

○○○○○○病院

検討中

5年以内(2008年)

 

 

○○○○○○病院

検討中

5年以内(2008年)

 

 

注目しているシステムメーカー(検討中・検討予定病院のみ): ***********

ペーパーレス・フィルムレス化の必要性: それほど高くはならない

その理由:フィルムレスはスペースの面で必要性が高いが,PCモニタが紙の替わりを果たすのには時間がかかる。

電子カルテ導入にともなう投資回収への見解

電子カルテ導入は,診療データはもとより,時間経過と共に経営に役立つデータが蓄積されることで,徐々に収益に寄与してくる

● 検討対象に含まれていない病院の今後の病院形態(予定)

病 院 名

病院の形態

 

 

検討を止めた・していない理由

 

電子カルテに関するコメント

2003年7月には関連7病院全てでオーダリングが稼働し(PACSは未導入),電子カルテへの移行準備の第一段階が終了した状態となる。ただし,療養型病院における電子カルテの運用は殆ど例がなく,十分な検討を要する。現在,注目しているベンダーは********である。注目している点は,オーダリングと電子カルテがアプリケーションとしてほぼ一本化されており,ローコスト導入が期待できるからである。

           

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